Construction Examples 施工事例

可燃物質保管用の不燃ブース(自動車部品製造工場・栃木県)

施工事例2022/10/18

お客様からのご相談内容

自動車部品製造工場の作業員のお客様より
・製造時に使用する材料を保管するスペースを作りたい
・保管する材料が「可燃性」のため、『不燃素材』でブースを作りたい
・ブース内の保管品が外から見えすぎず、ブース内が暗くならないようにしたい
以上のようなご相談をいただきました。

保管ブースへの荷物の搬入出作業時、安全に作業が出来るように、ブース内へ外からの光が入る採光性が高い「半透明」シートを選択しました。
さらに静電気の放電による、可燃物質への引火を防止するため、「帯電防止性」を兼ね備えた不燃性シートを提案しました。

「現場調査時、その場でお客様の悩みに回答できたこと」「短納期に対応できたこと」
が決め手となり、ご採用頂きました。

事例概要

ブース全体

骨組み:鉄骨角パイプ、アンカーボルトをコンクリートに打ち込みしてブースを固定
※アンカーボルトとは、コンクリートに構造部材や設備機器などを固定するために使用するネジです。
固定した対象物の転倒や揺れを防ぐために使用します。
ブース寸法 幅(W)×奥行き(D)×高さ(H):W2,500mm×D3,000mm×H3,000mm

ブース正面カーテン

生地:PVC製 不燃シート V-1000 半透明 厚み0.27mm
仕様:カーテンレール、【中央】取手付マグネットポール(中央引き分け)、【戸尻】フラットバー固定
寸法:W2,500mm×H3,000mm

ブース側面・背面のシート張込み

生地:PVC製 不燃シート V-1000 半透明 厚み0.27mm
仕様:フラットバーでシート張込み
寸法:側面 D3,000mm×H3,000mm
背面 W2,500mm×H3,000mm

現場写真

不燃ブースの背面と側面の様子

不燃ブースの背面と側面の様子

「方づえ」とは、斜めに入れられる補強部材です。 「方づえ」とは、斜めに入れられる補強部材です。 地震や風などによってブースの揺れを軽減してくれます。

「方づえ」とは、斜めに入れられる補強部材です。
地震や風などによるブースの揺れを軽減してくれます。

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間仕切り・パーティション用不燃膜材料 クリアライトロン V-1000 半透明

間仕切り・パーティション用不燃膜材料 クリアライトロン V-1000 半透明
国土交通省が不燃認定したターポリンで一定時間、炎を貫通させない特徴をもっており、火災発生時の避難時間の確保に貢献します。
『半透明タイプ』は、外からの光を採り入れる「採光性」に優れており、室内を明るくしてくれます。また視認性は、それほど高くないため、外部からの訪問者に見られたくないエリアの目隠しの効果があります。

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