冷えルーフ(屋根の遮熱・断熱)
冷えルーフの仕組み
- 屋根にシートの遮光により日陰ができる日陰の効果により、屋根の温度上昇を防ぐ
- 日陰の効果により、屋根の温度上昇を防ぐ
- シートと屋根の空気層が熱伝導を防ぐ
- 空気層が温められるのを、風の力で防ぐ
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屋根からの放射熱を遮るものが無く、夜間の放射冷却による温度低下が著しい。屋根裏の結露も多くみられる。
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シートによって屋根からの放射線熱が遮られ、シート下の空気層の熱が逃げにくくなり、高い保温効果を発揮。
冷えルーフの効果
①夏の遮熱対策
35℃を超える猛暑日が連日続く事も多くなり、夏の暑さは年々厳しさを増しています。そんな夏の日には、金属折板屋根が80℃に迫る温度まで上昇し、これが輻射熱として屋内にジリジリと伝わり『暑い!』と不快に感じるようになります。
『冷えルーフ』による温度低減の効果は、サーモグラフィーで見ると一目瞭然。屋根の温度低下により、屋内への輻射熱の影響も小さくすることが可能です。
②省エネ・空調効率改善
一年を通して使用している空調の電気使用量低減にも寄与します。日々の電気使用量が低減することにより、デマンド値を下げることも可能となります。風によってシート下の空気層の熱ごもりが解消されるため、風速があるほど夏場の空調費削減率が上がります。
③冬の保温対策・結露緩和対策
暖房をしているにも関わらず、屋内が温かくならないのは、折板屋根からの放射冷却(放熱)が原因かもしれません。シートと屋根の間の空気層は、屋内の温まった空気を逃がさないようにする断熱層としても機能します。
この断熱層により、折板屋根上下の温度差を小さくできるので、屋根裏面の結露の抑制にも貢献します。
④雨音や音鳴りの低減
冷えルーフのシートで雨やあられを受けることで、金属屋根をたたく雨音が低減されます。折板屋根に太陽光が直接当たりにくくなり、屋根温度の平準化が図れるため、音鳴りの抑制が可能です。
⑤屋根材の保護
折板屋根に直接紫外線が当たらなくなるため、塗装面の劣化や錆の発生などのタイミングを遅らせ、屋根の長寿命化につながります。
冷えルーフ取付可能な屋根
大型の建物に多いハゼ式タイプと、小規模な建物などにみられる重ね式タイプの金属折板への施工が可能です。
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冷えルーフの施工事例
ハゼ式折板施工例

製造工場

薬品工場

物流倉庫

食品工場

店舗
重ね式折板施工例

倉庫

製造工場

事務所

物流センター

作業所
1.シングル折板への施工事例
施工した箇所と未施工部分がサーモグラフィーを使用することではっきりと温度差が確認できました。
2.遮熱塗料の上に冷えルーフを施工した事例
遮熱塗料を施工した屋根の上に冷えルーフを施工した事例です。こちらも施工中の写真で左下のサーモグラフィー画像は、冷えルーフを設置して5分程度経過したばかりの状態で撮影しました。
3.二重折板屋根の上に遮熱塗料を塗った上に
更に冷えルーフを施工した事例
下記は、2重折板屋根の上に更に遮熱塗料を施工した屋根に暑さ対策のため冷えルーフをテストしている時のサーモグラフィー画像です。全体の面積からわずか4枚だけ冷えルーフを設置しただけなので通常より効果は発揮されていない状況だと考えられましたが、わずかに冷えルーフの遮熱効果が確認できた事例です。
冷えルーフのよくある質問
無数の穴が空いているのはなぜですか?
風(自然の力)の流れを良くすることで、より効果的に屋根全体の温度を下げるためです。また、シートに開けられたたくさんの孔(アナ)は吹き込んだ風の抜け道となり、シートのあおり(浮き上がり・バタつき)を防ぎます。屋根を覆ってしまうとかえって熱がこもり暑くなるケースもあります。
冷えルーフの耐用年数は何年ですか?
5年間の効力の保証をさせていただいており、耐用年数は設置から10年程度を想定しております。
※2006年の販売開始より、10年を超えて設置継続中のお客様も多数ございます。
使用できる屋根の種類を教えてください。
金属製折板屋根のうちハゼ式折板と重ね式折板に対応しています。一部現場事務所等の利用も可能です。
施工期間はどの位ですか?
ハゼ式折板屋根の屋根面積1000㎡でおおよそ1日で施工が完了します。
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