
2度目の緊急事態宣言が発令されましたが、1度目の時と異なり、多くの場所で飛沫防止の対策がされています。
最初は対策を行えれば・・・という事で、様々な透明のフィルムやシート等から始まり、今ではアクリルやPETの仕切りまで、幅広い素材が使用されています。しかし、現状お使い頂いているものをそのまま使っても本当に大丈夫なのでしょうか。
まずはこちらの実験動画をご覧下さい。
動画を見て頂くと分かる通り、一般品と防炎品とでは燃え方にこれだけ大きな差がある事が分かります。また焼け落ちた塊が、床や絨毯などに延焼して大きな火災に繋がる可能性もあります。
以前、飛沫防止用として設置されていた透明のフィルムが、ライターの火によって燃えてしまうというニュースがありました。幸い怪我人はいませんでしたが、もし他の物に燃え移っていたとしたら大惨事になっていたかもしれません。
そもそも防炎フィルムとは、総務省消防庁が管轄する消防法に定められた防炎性能基準規程を満たしたフィルムで、難燃剤を練り込まれた防炎フィルムで火元が無くなると燃え広がりにくいという「自己消火性」を持つフィルムを指します。つまり「燃えにくい」性能を持つ防炎フィルムを使用して頂く事で、一般のフィルムに比べ、延焼の拡大を抑制し火災の拡大を遅らせる事が出来るのです。
飛沫感染を防ぐ事も重要ですが、万一の時に備えて防炎商品を選んでみてはいかがでしょうか。