Trivia 製品豆知識

ファイルとバインダーの定義|規格や寸法表示の基礎知識も解説

製品豆知識2024/11/04

ファイルの定義

商品企画・開発から自社工場による製造まで、一貫システムにてハイクオリティな製品をご要望に応じてご提供致します。

ファイルの定義

ファイルの定義

”ファイル”とはおおむね記録済みの文書(伝票・カタログ・書類など)をとじ、または、はさみを入れて整理・保管することのできる表紙をいいます。
※日本ファイル・バインダー協会

バインダーの定義

バインダーの定義

”バインダー”とはおおむね未記録のとじ穴のある用紙(ルーズリーフ、帳票など)をそう入し、記録できる、綴じ具付き表紙をいいます。
※日本ファイル・バインダー協会

ファイル・バインダーの規格

S型・E型の呼称(JIS S 5505)

ファイル・バインダーの規格

寸法を書く場合は、とじる側を先に書くのが国際的慣行です。
【例】
297mm ✕ 210mm(A4判S)
210mm ✕ 297mm(A4半E型)

ファイル・バインダー寸法の英文略名称と寸法表示

ファイル寸法

FBA(※日本ファイル・バインダー協会)では、”ファイル””バインダー”の高さ、幅、背幅の英文略名称を統一するため、下記のように名称を定めています。
・高さ(Height)・・・・・・H
・幅(Width)・・・・・・・ W
・背幅(Thickness)・・・・ T

ファイル・バインダーの部分呼称

ファイル・バインダーの部分呼称

”ファイル”・”バインダー”の表紙について各部分の名称をFBA(※日本ファイル・バインダー協会)では右図のように規定しています。
●表紙は左開きを基準としています。
●表紙の面はJIS S 5505に基づきA面、B面表示しています。

バインダー・ファイリングができるまで

用紙の原紙寸法と紙加工仕上寸法

■用紙の原紙寸法(単位mm) ■紙加工仕上寸法(単位mm)
種類 寸法 A列 並列番号 B列
A列本判 625×880 841×1,189 0 1,030×1,456
菊判 636×939 594×841 1 728×1,030
B列本判 765×1,085 420×594 2 515×728
四六判 788×1,091 297×420 3 364×515
ハトロン紙 900×1,200 210×297 4 257×364
新聞用紙 546×813 148×210 5 182×257
板紙S判 730×820 105×148 6 128×182
〃L判 800×1,100 74×105 7 91×128
〃M判 730×1,000 52×74 8 64×91
〃K判 640×940 37×52 9 45×64
26×37 10 32×45

制作事例

バインダーの制作事例

お客様からの注文書を種類ごとに分け収納できるバインダーを創りたいとの事で、片側は「クリップ」、もう片側は「プラスチック製の綴じ具」仕様をご提案しました。

自社カタログをファイリングする専用バインダーを紙からプラスチックに変えたいとのお問い合わせから、ポリプロピレン(PP)シートを使用したご提案しました。

クリアファイルの制作事例

A3サイズの図面を作業工程ごとに仕様書を分けて収納できるクリアファイルが欲しいとのお問い合わせから、A4サイズの書類がすっぽり収納できる深いダブルポケットファイルをご提案いたしました。

自社の商品チラシやカタログ、商品サンプルをファイリングしてもらうためのクリアブックを作りたいというお問い合わせから、表紙材料に「ポリプロピレシート(PP)」を使用し、資料を収納するOPPポケットは「20枚分」ファイリング可能な仕様にいたしました。

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