Trivia 製品豆知識

工場向けビニールカーテン完全ガイド|種類・価格・施工事例を解説

製品豆知識2025/10/02

このコラムでは工場の間仕切り等に使用する業務用ビニールカーテンについて、シートの種類(透明、のれん、糸入り)や機能別(防虫、不燃、防炎、遮光)、用途別(暑さ対策、節電)の最適商品を紹介します。

このコラムのポイント

ビニールカーテン売上高1位 弊社はビニールカーテンの販売・加工・施工すべてに対応可能な企業として「ビニールカーテンに関わる売上高No.1」に2年連続で選ばれました。
石塚のビニールカーテン ホームセンターで販売しているものとは異なり、現場に応じて寸法や仕様を決めて1枚からオーダーメイドで製作し、無償で現地調査にお伺いいたします。
ビニールカーテン価格 生地の種類やサイズ、設置方法によって価格は異なりオーダーメイドで製作しますので原反のみ加工まで、施工まで問わず見積依頼よりご相談ください。
ビニールカーテン施工例 工場や倉庫の空調効率改善、エリア確保、寒さ対策、防音対策、防塵対策、保冷対策など一部事例を参考に公開していますのでお気軽にご相談ください。
ビニールカーテン商品 透明ビニールシートやのれんタイプ以外にもターポリン、防炎、不燃、防虫、帯電防止、屋外耐候、耐寒、カーテンレールなど幅広く取り揃えています。

ビニールカーテン総合ガイド

ビニールカーテン総合カタログはカーテンの3つの形状(1枚物カーテン、のれん、アコーディオン)に分けて機能や生地をご紹介しています。

工場用ビニールカーテン

 

石塚株式会社は、東京商工リサーチの調査により、「ビニールカーテンに関わる売上高No.1」に2年連続で選ばれましたことをご報告します。
※調査対象:ビニールカーテンの販売・加工・施工すべてに対応可能な企業

弊社では間仕切り用ビニールカーテンの素材販売、加工品の販売、現地調査、現場施工まで全て対応することが可能です。間仕切り用ビニールカーテンは多様な機能や仕様、設置方法により、多種多様のニーズにお応えすることが出来ます。ここにご紹介する内容はその一部に過ぎません。弊社では、ホームセンターで販売しているものとは異なり、現場に応じて寸法や仕様を決めて製作いたします。またホームセンター等では購入できない高機能・高付加価値のビニールカーテンも扱っております。

月60件の現場実績で培ってきた長年のノウハウと実績をもとに、弊社の営業が無償でお伺いし現場の採寸や周辺状況の調査、お悩みやご要望をヒアリングさせていただきます。無償の現場調査は問い合わせフォームよりご依頼ください。

近年、半導体や液晶パネルはもちろんのこと食品産業等あらゆる分野での高度な品質管理が求められています。ビニールを使った間仕切りカーテン(ソフトパーテーション)は、素材の柔軟性や加工性の良さ、機能の豊富さから、あらゆる分野での要求に応えることが出来ます。また東日本大震災以降、特に節電・省エネに対するニーズが高まっており、ワーク空間の品質管理と共に節電対策にも大きく貢献しております。

ビニールカーテンとは

間仕切りカーテンの役割

①空調管理

広い作業空間を局所的に間仕切ることでにより、暖気や冷気を逃がさず空調(冷暖房)効率を高め、室温を管理しやすくすることが可能です。
また冷暖房効率を高めることで作業環境が改善し作業効率アップにもつながります。空調を効かす範囲を絞ることで、消費電力の削減(節電)・電気代削減に貢献します。

②クリーンな空間創り

ビニールカーテンで囲い、内側を陽圧や陰圧にコントロールすることで、クリーンな空間をつくることが出来ます。
簡易的なクリーンブースには必須のアイテムです。

③節電

空調(冷暖房)を効かせたい空間を間仕切ることで消費電力を抑え、節電に貢献いたします。近年の電力不足により節電目的での需要が増えております。
令和4年は7年ぶりの節電要請もあり、対策を急がれている企業様からの問合せが増加しました。また令和5年は電気代の高騰が深刻な問題となっており、空調効率化による節電は急務です。

 

ビニールカーテンの特長

①ビニールシートの機能

防炎や防虫、帯電防止、UVカット、耐候、遮光、耐熱、不燃、透明、半透明、不透明など豊富な機能バリエーションがあり、使用目的や用途に応じて選ぶことができます。
※機能の詳細は後述します。

②ビニールシートの形状

大きく分けて、1枚物タイプ、のれんタイプ、アコーディオンタイプから取付箇所や目的・用途に応じて形状を選ぶことができます。
※こちらも形状の詳細は後述します。

③ビニールシートの加工

ビニールカーテンは加工しやすく、現場に合わせて様々な仕様に加工することができます。出入口用のファスナーを付けたり、部分的に切り欠きを作ったり、接続用の面ファスナーやマグネットを付けたりすることが可能です。カッターやハサミで簡単に切断できますので、工事現場での調整も可能です。

④ビニールシートの施工

パネルなど他のパーテーションと比べて軽量で、施工や撤去工事が容易です。そのため短納期でのご要望にも応じることができますのでご相談ください。レイアウト変更の際も、パネルなどより比較的容易に対応できます。

⑤ビニールシートの価格

パネルなど他のパーテーションと比べて安価です。大掛かりなものが必要ない場合はビニールカーテンをご検討ください。

ビニールカーテンの選び方

業務用ビニールカーテンの用途

時期ごとにニーズがある用途

ビニールカーテンは防虫対策や暑さ対策、寒さ対策、省エネ対策など季節ごとに異なるニーズがあり、様々な用途に活用でき業種問わず需要がある商材です。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
寒さ対策 暑さ対策 寒さ対策
静電気対策 防虫対策 風雨対策 静電気対策

ビニールカーテンによる空調効率改善

ビニールカーテンで工場や倉庫の広い空間を間仕切ることにより、暖気や冷気を逃がさず空調効率を高め室温を管理しやすくすることが可能です。冷暖房効率を高めることで作業環境が改善し作業効率アップにもつながります。また空間を間仕切ることで空調を効かす範囲を絞ることができ、消費電力の削減(節電)・電気代削減にも貢献します。工場の省エネについてはコラム「工場の省エネ。空調の2025年節電アイディアと事例」で詳しく紹介しています。

ビニールカーテンによる防虫対策

工場・倉庫の出入口や搬入口、通路出入口などの外部からの隙間をビニールカーテンで間仕切ることで虫の侵入を防ぎます。衛生管理を求められる食品工場や製薬工場、食品関係の物流センター・倉庫での防虫対策に効果的です。特に夜間、光(紫外線)に集まる虫に対して大きな効果を発揮します。防虫ビニールカーテンと組み合わせて防虫灯や防虫窓貼りフィルム、防虫エアカーテンなどを使用すると、より高い防虫効果が得られます。防虫ビニールカーテンについてはコラム「防虫カーテンで工場や倉庫の虫対策
」で詳しく紹介しています

ビニールカーテンによる寒さ対策

冬場の寒風が建屋や室内に流れ入るのを防ぐとともに、暖房の熱を閉じ込めることで寒さ対策が可能です。視覚的透明性、取り付けの簡便性などの特性をもつビニールカーテンは、工場の作業環境の快適性を保ちつつ防寒対策を実施できます。ビニールカーテンによる寒さ対策についてはコラム「ビニールカーテンで工場や倉庫の寒さ対策」で詳しく紹介しています。

ビニールカーテンによる雨風対策

屋外との出入り口や搬入口、荷捌き場などにビニールカーテンを取り付ける事で外部からの雨風の侵入を防ぎ、大切な商品や資材が汚れたりダメージを受けたりするのを防ぐことができます。

 

  • 工場、倉庫、配送センター等の出入口に、風雨除けや防虫対策ビニールカーテンとして。
  • 広い工場や倉庫内の生産ラインの周りに作業効率化用の間仕切りビニールカーテンとして。
  • データセンター、サーバールームでの空調効率化、節電対策用ビニールカーテンとして。
  • 工事やメンテナンス作業時の養生シート

 

ビニールカーテンの種類

大きく分けて、1枚物タイプ、のれんタイプ、アコーディオンタイプから取付箇所や目的・用途に応じて形状を選ぶことができます。

透明ビニールカーテン
一枚物タイプ

一般的なビニールカーテンです。加工がし易い為、現場に応じて様々な仕様で製作することができます。

のれんビニールカーテン
のれんタイプ

フォークリフトが通る搬入口や、人や台車が通る出入口に設置しても開閉の手間がなく通り抜けできます。

アコーディオンカーテン
アコーディオンタイプ

畳んだ時に広がらずスッキリ開放し収納でき、有効間口を広く取ることができます。

ビニールカーテンの価格

弊社ではホームセンターで販売しているビニールカーテンとは異なり、現場に応じて寸法や仕様を決めて製作いたします。現場での仕様、設置方法、機能など多種多様なお困りごとのニーズに合わせて最適なビニールカーテンをオーダーメイドで販売するため、生地の種類やサイズによって価格は異なります。
月60件以上の現場実績で経験を積んだ弊社の担当者が無償で現場調査にお伺いし、現場の採寸や周辺状況の調査、お悩みは要望をヒアリングさせていただきます。そのためビニールシートの生地選びから、現場計測、施工までお客様の手間なく進めることが可能です。

商品のお問い合わせ

「具体的な話はまだ先」や「ビニールカーテンで解決できるかわからない」などでもお気軽に生地や加工、施工についての質問をお問い合わせフォームよりご相談ください。

商品や加工・施工の見積依頼

生地のみで見積り、ビニールカーテンへ加工した商品、施工までの一式の見積りなどお客様の要望に合わせ見積を受け付けております。見積依頼につきましては見積依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

商品カタログ・資料

どのようなビニールカーテンを選んでよいかわからない場合は、ビニールカーテンの種類や機能をまとめた「ビニールカーテン総合ガイド」をご覧ください。

生地サンプル依頼

カーテンに加工するビニールシートの実際の厚みや色合い、質感をご確認いただけますのでお問い合わせフォームよりご相談ください。

ビニールカーテンを知る

ビニールカーテンのよくある質問

ビニールカーテンの耐用年数はどれくらいですか?

屋内向けビニールカーテンと屋外向けビニールカーテンで耐用年数の目安は異なります。
屋内で使用した場合の耐用年数の目安は3~4年、屋外で使用した場合は風雨や紫外線を受けることで屋内で使用した場合より経年劣化が進みますので、耐用年数の目安は2~3年です。耐用年数についての詳細はこちらのコラムをご確認ください。

 

カーテンレールはどのような下地でも付きますか?

ビニールカーテンの重量にもよりますが、天井ボード、鉄骨、H鋼、木梁などの下地で取り付けることができます。
ビニールカーテンを設置するためにはカーテンレールを先に取り付ける必要があり、ブラケットをビス止め等で取付けをおこないます。
下地によって設置方法が異なりますので無料での現場調査をご依頼ください。

 

屋外に設置する場合のカーテンレールのおすすめはありますか?

風雨への耐久性や耐腐食性が必要なためアルミカーテンレールやステンレスレールをおすすめします。
ステンレスレールは耐久性に優れており、アルミレールは軽量で安価です。高強度のアルミレールもございますので、間口が大きい場合などにお使いください。

 

ビニールカーテンのシワや折り目は取れますか?

ビニールの特性上、厚みや種類によってはどうしても発生してしまいますが、納品後に吊るしておいていただく事で、自重によって少しづつシワや折り目が目立ちにくくなります。
※中間層にガラスクロスが入っている不燃シートは、シワや折り目が付くと取れません。

 

 

 

Guide初めての方へ

「石塚株式会社って?」「問い合わせの流れがわからない…」など当HPへ初めてお越しになられたお客様はこちらをご覧ください。

Contactお問合せ

私たちと一緒に新しいビジネスに挑戦してみたい企業の方はお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

石塚株式会社 東京本社

(03)3866-8201

石塚株式会社 大阪支店

(06)6441-0785

石塚株式会社 静岡営業所

(054)294-8931