店舗向けビニールカーテンとは？用途別の事例と種類一覧

営業時間外または休業中のお問い合わせに関しましては、原則として翌営業日以降のご案内となります。お電話の際に「ホームページを見た」とお伝えいただけましたらスムーズです。

近年、店舗の環境改善や衛生管理、さらには省エネ対策の一環として、「ビニールカーテン」の導入が注目を集めています。斬新なデザインとして一画に導入されるケースもございます。店舗の運営において、衛生管理や空間の有効活用は、集客やリピーターの獲得に直結する重要なポイントです。この記事では、「店舗 ビニールカーテン」というテーマのもと、導入の効果、設置のポイント、素材の種類や機能性、さらに施工方法までを、専門的かつ分かりやすく解説していきます。店舗運営をより快適に、効率的にしたい方は、ぜひ参考にしてください。

店舗の運営でこのようなお悩みはありませんか？

• 蛍光灯の光に虫が集まり入口から虫が侵入してしまう
• 風が強い日に入口から店内に風やホコリが入ってくる
• バックヤードの商品への異物混入が心配
• 冷蔵ショーケースの冷気が逃げ電気代が高い
• 賃貸テナントで大掛かりなパーテーション工事ができない
• 費用を抑えて上記対策をしたい

1.ビニールカーテンとは

1-1.店舗ビニールカーテンの用途事例

1-2.ビニールカーテンの特長

ビニールカーテンとは、ビニールシートの原反から加工したカーテンで、空間の仕切りや遮断、温度管理などを目的として使用されます。元々は工場や倉庫などの業務用施設で多く使われていましたが、近年では飲食店や小売店、美容室、クリニックなど、さまざまな店舗にも導入が進んでいます。

空間の間仕切りとして柔軟に使える

現場に合わせて様々な仕様やサイズに合わせて加工がしやすく、出入口用のファスナーや接続用のマグネットなどのオプションを付けることも可能です。レイアウト変更もパネル等に比べて比較的に容易です。

視認性が高く、圧迫感がない

ビニールカーテンは透明素材が一般的で、視界を遮らず圧迫感もありません。そのため、お客様に不快感を与えずに自然な仕切りを設けることができます。

コストパフォーマンスに優れる

間仕切りパネルなどのパーテーションと比較し安価な商品になります。また間仕切りパネルなどのパーテーションと比較し軽量で施工や撤去工事が容易で、短納期での施工を実現します。

2.店舗ビニールカーテンの選び方

ビニールカーテンと一口に言っても、用途によって最適な素材や形状は異なります。店舗の目的に応じて、以下のポイントをチェックしましょう。

2-1.ビニールカーテンの視認性

透明ビニールカーテン

透明度が高いことから圧迫感が軽減でき、安全確認がしやすいため、お客様とのコミュニケーションを遮らず、安心感も与えることができます。

不透明ビニールカーテン

テント生地やカラーターポリンを使用し、直射日光による紫外線での商品の劣化や日焼けを防ぐことができます。

2-2.ビニールカーテンの種類

のれんビニールカーテン

のれんビニールカーテンは1枚物のビニールカーテンと比較して開閉の手間がなく、フォークリフトが通る搬入口や、人や台車などの出入口に設置してもスムーズに通り抜けができます。生地の透明度も高いことから、視認性に優れ安全に通行することができます。

商品はのれんビニールカーテン商品一覧をご覧ください。

アコーディオンカーテン

ジャバラ状で折り畳むことで開閉がスムーズにでき、収納性に優れているため、店舗の倉庫内の開口を大きくとりたい出入口で使用されるケースが多いタイプです。

商品はアコーディオンカーテン商品一覧をご覧ください。

糸入り透明ビニールカーテン

ベースクロスに「高強度ポリエステル糸」を使用することで高い強度を持ち、一般的な透明ビニールシートと比較し長持ちする生地です。0.55mm厚などの生地は厚みもあり屋外からの風の煽りにも耐えることができ、風の強い地域などの風よけ対策に最適です。

商品は糸入り透明ビニールカーテン商品一覧をご覧ください。

ロールスクリーンカーテン

防炎性とuvカット機能、耐候を有したアキレススカイクリアを使用し、高い透明性と密閉性を両立したロールスクリーンタイプのビニールカーテンです。

雨の日や気温の低い冬場等はスクリーンを閉めて、春や秋の涼しい日は開けて外の風を入れたりと天候や季節に合わせてご使用できます。スクリーンは好きな位置で止めることが出来るため、風力や気温に合わせて高さ調節も可能です。

2-3.ビニールカーテンの機能

防炎ビニールカーテン

火気を扱う厨房や熱機器があるスペースでは、防炎性能を持つビニールカーテンを選ぶことが重要です。消防法に適合した「防炎品」を選びましょう。

消防法で防炎性能が求められる場所では、防炎品として登録された生地を使用する必要があり、消防署の立入検査に対応しやすいだけでなく、火災リスクの低減にもつながります。商品は防炎ビニールカーテン一覧をご覧ください。

防虫ビニールカーテン

光に集まる虫に対する防虫機能を付与したビニールシートで出入り口を間仕切ることで、紫外線の漏出を防いだり、物理的に侵入口を塞いだりすることで防虫対策をおこなうものです。薬剤を使用しないため虫の死骸の発生や、薬剤による安全性の問題を解消し、カフェやレストランなど飲食店での衛生管理と品質管理に貢献します。商品は防虫ビニールカーテン一覧をご覧ください。

2-4.ビニールカーテンの取り付け方法

①カーテンレールを使用する

アコーディオンタイプや1枚物タイプの開閉式ビニールカーテンでは最も一般的な方法です。カーテンのサイズや重量、設置場所（屋内・屋外）など条件によってカーテンレールの種類（大型や中型、アルミやSUSなど）を選定します。現場によってはカーブレールや交叉レールを使用することもあります。

②ワイヤーで吊るす

天井が高すぎる場合、カーテンレールを設置する下地がない場合などはワイヤーとスライダーで吊る方法があります。※Ｗ寸法が広すぎる場合はワイヤーが弛んでしまう可能性がございますのであまり推奨できません。

③フラットバーやＬ型アングルで固定する

開閉不要の場合はフラットバーやＬ型アングルで下地や壁に固定することが多いです。

④専用金具で取り付ける

のれんタイプは専用金具があります。専用フレームを下地に取り付け、専用吊金具をセットしたビニールを吊るすだけという、シンプルな取付方法です。

⑤下地から組んで取り付ける

下地が無い場合は、下地から組むこともあります。組み上げた下地にカーテンレールを設置して吊るしたり、フラットバーで固定したりします。※オプションとしてビニールカーテンの開閉を手助けしてくれる「取手付の間仕切ポール」や風でビニールカーテンのバタつきを抑制するため「フランス落とし（落としピン）」、「チェーンによる重し」などがあります。

2-5.店舗ビニールカーテンのよくある質問

ホームセンターで購入したビニールカーテンをDIYで設置できますか？

最近では、店舗オーナー自身がDIY感覚で取り付けられる「簡易設置キット」も登場しています。カーテンレールやハトメ付きの製品を使えば、特別な工具がなくても設置可能です。しかしプロの施工業者に依頼することで、設置場所の測定からカーテンの製作・施工まで一貫して行ってくれるため、仕上がりの美しさや機能性が段違いです。

ビニールカーテンの価格を教えてください

ビニールカーテンに使用するビニールシートの厚さや機能、カーテンレールなどの部材の有無によって金額が異なるオーダー品のため、見積依頼フォームよりご連絡いただけましたら回答を致します。無料でお客様の現場にお伺いする事も可能ですので「どのようなビニールカーテンを選んだらよいかわからない」などありましたら、現地にて最適なビニールカーテンをご提案致します。

消防法に適合した防炎品の判断方法を教えて下さい

防炎登録済みの生地を使用したカーテン加工品の場合、基本的に防炎ラベルが添付されています。また一部の商品には商品名や機能が印字されているものがあり、それにより判断する事も可能です。

ビニールカーテンの清掃方法やメンテナンスの方法を教えてください。

ビニールカーテンやシート、カバーが汚れてしまった場合、水拭き等でも落ちない場合は、シンナーなどは利用せず（変色・変形・劣化します）に、中性洗剤をお湯などで薄めてウエスや雑巾につけて拭き取りを行ってください。

屋外でおすすめのカーテンレールを教えてください。

風雨への耐久性や耐腐食性が必要なためアルミカーテンレールやステンレスレールをおすすめします。ステンレスレールは耐久性に優れており、アルミレールは軽量で安価です。高強度のアルミレールもございますので、間口が大きい場合などにお使いください。

2-6.ビニールカーテン以外で店舗の悩みを解決

商品の保護

ビニールカバーを使用することで埃や塵の付着や、雨などによる水濡れから商品や機械を保護できます（防塵・防水）。バックヤードの商品棚やラック、カゴ車などにおススメです。詳しくはビニールカバー総合ガイドをご覧ください。

独立した空間スペース

ビニールブースで独立した空間を創ることで、局所的に空調を効かせたり、塵や埃の付着を防いだりできます。

詳しくはビニールブースで工場の空調管理や塗装場の異物環境対策をご覧ください。

鳥害対策

ハトやカラスなどの鳥害対策として、バードピンを設置して鳥の停留を防ぐことで羽などの異物混入や糞による感染症などの健康被害、美観への悪影響、清掃活動の負担を軽減する効果があります。

詳しくは鳥害対策（工場・倉庫・店舗向け）ガイドをご覧ください。

窓の遮熱・暑さ対策

窓貼り用の遮熱フィルムを貼ることで屋外からの熱を吸収したり反射させることが可能です。採光は確保しつつ室内に侵入する熱を低減させ、暑熱対策や、空調の効きが良くなることでの省エネ効果が期待できます。また同時に紫外線対策にもなります。

詳しくは窓の遮熱フィルムガイドをご覧ください。

塗床で床の保護

店舗内の床を塗床にすることで、床を保護するだけでなく発塵防止・作業性向上・美観向上に貢献します。厨房であれば耐熱水性や防水性、耐油性などが必要になります。

詳しくは塗床施工のすすめをご覧ください。

区画整理

建物内の通路や危険箇所をラインテープや表示シートで視覚化することで、5S活動の取り組みや安全対策を推進します。ラインテープや表示シートによる床面サインで区画整理します。

詳しくは区画整理シリーズガイドをご覧ください。

防虫対策

気流により虫忌避剤を拡散し虫の侵入を防ぐ防虫エアカーテンで、光に集まる虫だけでなく、熱や臭い、暗がり、水源に集まる虫にも効果を発揮します。

詳しくは防虫エアカーテン商品カタログをご覧ください。

鼠害対策

店内やバックヤードのドアの隙間からのネズミの侵入対策として、防鼠ブラシや防鼠シートを使用することで、異物混入対策、衛生対策ができ、クリーンな環境創りに貢献します。

詳しくは隙間対策用ブラシ商品カタログをご覧ください。

3.最後に

3-1.ビニールカーテンの商品を見る

3-2.店舗ビニールカーテンのお問い合わせ

カフェやレストランなどの飲食店や、商業施設や医療施設などに業務用ビニールカーテンを一枚から現場の仕様環境に合わたサイズに加工し、ビニールカーテンの工事まで石塚株式会社でご提案を致します。電気代削減のために節電対策を取り組みたい、店舗内に虫が侵入し来客数が減少した、空調の効きが悪く暑さ対策や寒さ対策をおこないたい、パーテーションの導入には費用が掛かるなどのお困りごとは是非お問い合わせください。

カタログを見る

情報の収集段階で具体的な相談はまだ先などの場合は是非カタログなどをご覧ください。

• ビニールカーテンの基礎知識はビニールカーテン総合ガイドをご覧ください。
• 屋外からの雨よけ、風よけについては工場や倉庫・店舗での風雨対策ガイドをご覧ください。

見積依頼をする

ビニールシートの生地のみの見積り、ビニールカーテンへ加工した商品の見積り、レールなどの部材を含めた見積り、現場で取り付けまで施工した場合の見積りなど、お客様の要望に合わせ見積を受け付けております。見積依頼につきましては見積依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

商品についての相談

ビニールシートの生地サンプルの依頼や、具体的な話はまだだがとりあえず相談したい、無料でお伺いする現場調査のご依頼などはお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

電話で相談する

まずは担当が在籍している東京本社（03-3866-8201）までお電話ください。「ホームページを見た」とお伝えいただけましたらスムーズです。

3-3.店舗ビニールカーテンの関連コラム

• ビニールカーテンとは？空調効率をアップし省エネ
• 防虫ビニールカーテンによる異物混入対策を解説
• 耐寒ビニールカーテンで冷凍倉庫の電気代削減対策とは？
• ビニールカーテンによる防寒・寒さ対策のメリット
• ビニールカーテンの交換する目安や耐用年数は？
• ビニールカーテンのQ&A＿よくある質問
• ビニールカーテンの現場調査のサービス内容を解説
• 不燃シート・ビニールカーテン商品一覧
• 熱中症対策の義務化に抜群に効果を発揮するビニールカーテン

3-4.石塚株式会社のビニールカーテン